広島市及びその周辺において原爆災害調査や被爆者の治療を行っていた京都大学原爆災害総合研究調査班の教職員・学生の11人の方が昭和20(1945)年9月17日の枕崎台風による山津波で殉職されてから、本年で62年を迎えました。
今年も、現地に建立された慰霊碑の前で(広島県廿日市市宮浜温泉(旧佐伯郡大野町))、9月15日(土)午前10時から、第62回京都大学原爆災害総合研究遭難者慰霊の集いが行われました。本学名誉教授、成宮医学研究科長、医学研究科教授、遺族の方々、木村芝蘭会広島支部長、廿日市市長、廿日市市議会議長など、約30名が参拝されました。その後、近隣の宮浜グランドホテルにて、昼食を兼ね懇談会が行われました。
この慰霊の集いは平成7(1995)年の第50回を期に5年に1回開催され、その他の年は自由参拝として執り行われることになっており、今年は自由参拝としてとりおこなわれました。 |